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晴天の田原ロングビーチでワールドツアーサーファーのゲイブ・クリングが優勝する

田原、愛知
(2007年 8月 5日 日曜日)

2007A.S.P. WQS 6STAR夢屋ビラボンプロタハラ大会5日目。熱く長い戦いもようやくファイナルデー。7時30分にラウンドオブ16の第1ヒートがスタートした。

天候は晴れ、波のサイズは1.5メートル。昨日よりややサイズダウンしたものの、朝のうちは風も弱く、コンテストには絶好のコンディションに恵まれた。

ディフェンディングチャンピオンのロイデン・ブライソン選手は同じ南アフリカのデヴィッド・ウェアー選手に破れ、今年の2007A.S.P. WQS 6STAR夢屋ビラボンプロタハラでは9位入賞、賞金2000ドルと1375ポイントを手にした。

優勝候補の一角同士の好ヒートになった、ラウンドオブ16の第2ヒート、ポルトガルのティアゴ・ピレス選手対オーストラリアのトロイ・ブルックス選手は、両者とも大きなスプレーを上げるリップを連発するハイレベルな戦いになったが、ティアゴのほうが波の選択が正確で、序盤はリードされていたものの、後半には8.50のハイポイントをたたき出して逆転勝ちを収めた。

しかし、そのティアゴ選手もクオーターファイナルで現役ASPワールドツアー(WCT)選手のゲイブ・クリング選手(アメリカ)に破れてしまった。もうひとりASPワールドツアー(WCT)選手のエイドリアーノ・デ・スーザ選手(ブラジル)は夢屋ビラボンプロジュニアタハラGrade1の優勝にこの2007A.S.P. WQS 6STAR夢屋ビラボンプロタハラでも優勝を狙っていたが、惜しくもクオーターファイナルで同じブラジルのヘイター・アルヴス選手に敗れてしまった。

午後になると波のサイズが徐々に落ち始め、しかもオンショアが強くなり、なかなかハイポイントになる波が少なくなってきて、ヒートアップするには運も必要な状況。その中でも各ヒートでいい波に乗り、その波でスピードのあるシャープでキレのいいサーフィンを見せたゲイヴ・クリング選手(アメリカ)とベン・ブルジョワ選手(アメリカ)が2007A.S.P. WQS 6STAR夢屋ビラボンプロタハラのファイナリストとなった。

ファイナルの30分ヒートが始まるや否や、クリング選手が立て続けに6.67を2本乗りペースをつかむ。対するブルジョワ選手はセットを慎重に待ち続け、中盤に7.00をマーク、逆転に必要なポイントを6点台に縮めたが、逆転の波は最後まで来ず、クリング選手の先行逃げ切りという結末になった。

クリング選手は賞金15000ドルと2500ポイントを手にし、WQSランキングを11位まで上げた。2位のブルジョワ選手は賞金7500ドルと、2500ポイントを手にして、ランキングは4位、来年のA.S.P.ワールドツアー(WCT)入りに王手をかけた。

2位のブルジョワ選手は、
「作戦なんて何も考えてなかった。ただ、あそこに居てとにかく波をじっくり待ってたんだ。先行されたけど、長いヒートだからあせらなかったし、1本はいいライディングが出来たから、プライオリティを持ってじっくり次の波を待ってた、、だけど、結局来なかったね。でもファイナルに残れたんだから、すごくラッキーだったと思うよ」と喜びを語った。

優勝のクリング選手は、
「ファイナルだけじゃなくて今日1日そうだったんだけど、とにかく波を探して動き回ったよ。で、見つけた波では出来るだけのことをやるように、心がけた。ファイナルは早くペースをつかめてラッキーだったけど、後半の10分はすごく長く感じたよ。WCTの1年目で、あまりいい成績を出せてないから、このWQSからのクオリファイのバックアップはとても必要なものだったんだ。だから、本当に嬉しいよ」と語った。

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