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Bug's Eye View

2008年度ASPシーズンが遂にオーストラリア、ゴールドコーストで開幕した。

オーストラリア、クーランガッタ
(2008年 2月 25日 月曜日)

今週、ゴールドコーストは重要かつ忙しい一週間となる。毎年恒例のASPゼネラルミーティングと幹部会議が行われ無事終了した。更に名誉ある世界チャンピオンを正式に称えるASP Banquetも開催された。続いて2008年度、ASPメンズ、ウィメンズ両世界ツアーも無事に開幕を迎えた。

今年のバンケットは、最善の努力により未だかつて無く最高のものに仕上がり、数多くのアトラクションが夜通し続いた。そしてツアーで長年貢献してきたASPヨーロッパ、プレジデントのデイブ・メールマンがMCとして実に多才な役目をこなしてくれ、新世界チャンピオン達から心温まる多くのコメントを頂戴し、この夜はクライマックスを迎えた。

2007年度ワールドチャンピオン達の入場によりASPは、新シーズンを正式に迎えた。2月25日、土曜日には Quiksilver Pro がデュランバーのファンウェーブのビーチブレイクで開幕した。大敵は波というより、気温の熱さだった。室温計は40℃(約110°F)まであがり、昼頃まで続いた。サーフアクションの方は、その気温に劣らない程ホットそのものであり、世界ベスト45はシーズン・オフの垢を一気に全て落とすかのように大ブレイクした。

合計で上位ランカーの着用する赤のジャージの選手が10名、ラウンド1では首位で終えた。それは大波乱がトップの選手には少なかったと言う事になる。サドンデスの危険の待つラウンド2に回った、最もトップシードの選手は過去3度世界チャンピオンの実績を持つアンディ・アイアンズで、その彼はフランスのエース、ミカエル・ピーコンに敗れた。その他ラウンド2に回る事となった主な選手は、C・Jとダミアン・ホブグッド、ジェレミー・フローレス、パンチョ・サリバン、そしてトム・ウィタカー達だった。

今日、最も高いスコアに成功したのがルーク・マンロー、ビード・ダービッジ、そしてデイヤン・ニーブだった。全員の平均スコアがエクセレントの範囲のスコアであった。しかし、16.20ポイントにスコアを伸ばしながら、ディーン・レイノルズ、そして同16.10ポイントのエイドリアン・ブッチャンの2名はそれぞれマンローとバローを下回った。他のヒートであればどのヒートでも首位という不運だった。 Quiksilver Pro では、ローカルが有利の傾向がある、ミック・ファニングは2度優勝、ジョエル・パーキンソン、そしてディーン・モリソンと皆優勝経験があり、今日のデュランバーでのパフォーマンスはお見事以外なにものでもなかった。

ワイルドカードで出場のタマロア・マックコム、ジュリアン・ウィルソン、そしてミッシェル・ボレーズは開幕ラウンドでもがき、ラウンド2でそれぞれがアンディ・アイアンズ、パンチョ・サリバン、そしてジェレミー・フローレスに挑戦する事となる。今回のイベントでロシアンルーレットとも言うべき存在がディーン・レイノルズとジョディ・スミスである。ディーンは初のマンオンマンの対戦相手がエリートツアー2年目のリッキー・バスネットとなり、更にジョディは、大ベテランのダニー・ウィルスに挑戦する事となった。

Roxy Pro 序盤2ラウンドも日曜日に開催された。唯一の波乱は、ローリナ・マックグラフとカリーナ・ペトローニが敗れたぐらいだった。最も不運なヒートと言うべきヒートに出場したカリーナ・ペトローニは、他のヒートであればどのヒートでも上位だったのであろうスコアであったが、不運の再開だった。しかし、考え方によっては新世界チャンピオンのステファニー・ギルモアとハワイのスーパーキッド、カリッサ・モアと対戦した事は、この先エリートツアーではプラスとなるであろう。最終的に彼女はレベッカ・ウッズとクレール・ベビラックアに敗れ、イベントから敗退となった。

一方、ローリナはサマンサ・コーニッシュとニコラ・アサートンに敗れた。コーニッシュとアサートンはラウンド3で再び対決となる。自分の考えでは最も面白い最大の見せ場の対戦は、ステファニー・ギルモアとカリッサ・モア戦であろう。この対戦は、クラッシクな対戦である。まずワールドチャンピオンと対戦する権利を得る為にお互いに体の小柄なサリー・フィッツギボンズとの対戦を制してその権利を得た。Roxy Proにまつわるワイルドカードの物語は劇的である。2年前既に有名となっていたステファニー・ギルモアは、世界最高峰の当時世界チャンピオンのチェルシア・ヘッジスそして、レイン・ビーチリーを敗り、このイベントを制した。

昨年の主役は、カリッサ・モアで過去7度世界チャンピオンのレイン・ビーチリーをも敗り、もう一歩でRoxy Proファイナルでチェルシア・ヘッジスを敗るところだった。彼女の何が凄いかというとまだプロジュニアとして4年残している年齢である。どれだけ凄い事か良く考えて見てください。新世界チャンピオンが、その直後にワイルドカードによって3位に追いやられる事である。既にカリッサの存在は本物である。しかし、事実は世界チャンピオンがワイルドカードに敗れ、これで世界一の若手とマンオンマンのガチンコ勝負をする事である。確かにカリッサの12.87ポイントに対してギルモアはラウンド2で15.84ポイントというさすがのところを見せた。しかし、これで世界チャンピオンはRoxy Pro最強のワイルドカードを敗らなくてはならない状況となった。

ゴールドコーストは、ここ2ヶ月バタバタとしたが、デュランバーとスナッパー共にサンドバーはある程度整って来た。この先多くのアクションはデュランバーに限られそうだが、サイクロンも発生してウェイティング期間内にクラシックなスナッパーとなる期待も膨らんだ。

全員にグッドラック!

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