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ワイルドカード2名の顔触れとなった Billabong Pro Tahiti ファイナルを制して優勝したのはブルーノ・サントス

タヒチ、チョープ
(2008年 5月15日 木曜日)

ブラジル出身のワイルドカードから出場したブルーノ・サントスが、地元タヒチ出身のやはりワイルドカードから出場したマノア・ドロレイをBillabong Pro Tahitiのファイナルで制し、ブラジル人として5年ぶりのASPメンズ世界ツアーイベントチャンピオンとなった。

「本当に嬉しいです、夢が叶いました。」とサントスが語った。「ファイナルのコンディションは、パーフェクトでは無かったもの、今回に限っては気にしていません。それでも嬉しいと言うのが本音です。今日は人生で一番の一日となりました。」

メインイベント前にAir Tahiti Nui VonZipper Trialsで2位となり、Billabong Pro Tahiti メインイベントへの出場権を得たサントスは、ロースコアとなったファイナルでチョープローカルのスペシアリスト、ドロレイを上回り優勝した。サントスはドロレイのトータル、6.83ポイントを上回る9.16ポイントに伸ばしての優勝だった。彼は不安定な3フィート(1メートル)のコンディションの中、借り物のサーフボードで出場しての快挙となった。

「自分が小さな2本のバレルウェーブを独占し、それ以外に波らしい波は来ませんでした。どうやら今日は勝利の女神様が自分の味方だったのかもしれません、」とサントスが語った。「今日の波は、あまりのも小さく自分の持っていた最も短い6'3 "のサーフボードでは長すぎたので、カレントに居たフランス人に短いサーフボードを借りました。今回の優勝は彼のお陰です。このサーフボードは是非自分に譲ってもらい記念にとっておきたいと思います。」

サントスはファイナル進出までに、昨年の世界チャンピオン、ミック・ファニング(オーストラリア)、昨年の世界ランキング2位、タジ・バロー(オーストラリア)、更に2001年ASPメンズ世界チャンピオン、C・J・ホブグッド(アメリカ合衆国)等を敗り、内容の濃いファイナル進出だった。

「トライヤルを含めると自分は10ヒート以上を戦いました。」とサントスが語った。「トライヤルの時の波は、余りにもパーフェクトそで、今回のイベント中、自分は生涯でベストのバレルウェーブに何本も乗ることが出来ました。トライヤルでは怪我をして15を針縫い、15日間もサーフィンが出来ませんでした。ミック・ファニングとの対戦が怪我の後、初のサーフィンとなったのですが、その時は残り時間が僅かなところで逆転勝利に成功したので、今回は運があると感じていました。」

サントス、ドロレイ両選手共にBillabong Pro Tahiti が生涯で8つ目のASPメンズ世界ツアーイベント出場となった。両選手共にパイプラインとチョープでのエリートツアーイベントへ複数回の出場がその8回に含まれている。

サントスの前にブラジル人でASPメンズ世界ツアーイベントを優勝した者は、2003年のフランスでのネコ・パダラッツまで遡る。

今回準優勝まで、ドロレイの生涯ベストの成績は1999年チョープでの同率3位だったので今回が生涯ベストの成績となった。彼はチョープで世界一のサーファーと多くの人から評価を受けているが、今回のファイナルのコンディションは彼が通常サーフィンをする、得意としているホローなバレルコンディションとは程遠かった。

「確かに波のコンディションは小さかったですが、それはサントスにとっても同様で条件は同じでした。」とドロレイは語った。「ファイナルで彼は自分を上回ったので、優勝に相応しい人物です。イベント勝利が次第に近づくと緊張も高まり、その状況の中、波数も少なくなりました。サントスはプライオリティーを取り自分にプレッシャーを与えました。自分は波というより対戦相手に必要以上の意識をし過ぎたようです。自分は彼に最初の波を譲ったのが最終的に大きな間違いで敗因となりました。その時点で勝負がありましたね。」

ドロレイは、世界ナンバー1のケリー・スレーターを敗り、更にBillabong Pro Tahiti で2本のパーフェクト10をスコアする事に成功したが、今回は地元チョープの自然にいたずらをされた結果となった。

「ファイナル前、自分に言い聞かせました、"勝負にこだわるな。ここまで余りにも素晴らしいイベントであり、多くの素晴らしいヒートに出場出来た。勝つ事だけを考えないでリラックスしよう"」とドロレイが語った。「仮に負けても、それは素晴らしい一日であり、一番大事な事です。それでも正直言って、優勝を逃して悔しいというのが本音です。再びファイナルに進出しろ、といってもそれは容易な事ではありません。今回のイベントは幸運にも支えられて、イベントでは良い波に乗れたと考えます。」

ドロレイは、セミファイナルでジョエル・パーキンソン(オーストラリア)の10.27ポイントを上回る18.33ポイントで勝利した。そのトータルの内1本は今イベント2本目のパーフェクト10を含んだ。パーキンソンは4本の波に乗り、一方勝利したドロレイは8本の波に乗った。

「確実にウネリが消滅の方向に進んでいるのは明らかで、自分は何とかそのコンディションに負けないようにしたのだが」とパーキンソンは語った。最後までパーフェクト10は可能であると信じていました。不可能は無いのからです。しかし、最後に来た波は僅かに1本で、それも割れたのがインサイドよりで自分はプライオリティーを持って沖のポジションに居ました。マノアはその波に乗り8.00ポイントに成功した。自分は3位の成績には満足しています。マノアおめでとう。ランキングポイントも調整されますので自分にとっては良い結果でした。」

パーキンソンは、今回のイベント後、スレーターに次いでランキング2位につけた。更に3位のビード・ダービッジ(オーストラリア)、4位のアンディ・アイアンズ(ハワイ)、5位のミック・ファニング(オーストラリア)と続く。

元イベントチャンピオンのC・J・ホブグッド(アメリカ合衆国)も、パーキンソンと似た展開でトータルスコア8.67ポイント止まりとなり、サントスの14.34ポイントを下回り敗退した。

「仮に再試合となったとしても、全く戦略を変えません。」とホブグッドが語った。「15分を残して自分がプライオリティーを持ち、逆転に必要なスコアは6点台だったので、波を待ちました。「もう一回同じ事をしたとしても、通常9割の確立で波は来ます。単純に今回は波が15分間来なかっただけです。確かに悔しいです。サーフボードをメチャクチャに蹴っ飛ばして壊して、大声で怒り、更に鳴いて暴れたい気分ですが、今回は代わりに気分を抑えて笑います。」

ホブグッドは今イベント後、ランキングを12位にジャンプアップした。しかし、今シーズンは序盤の2戦共に17位という不甲斐無い成績に終わっているだけに後が無い状態である。今回彼にとっての救いは1位、2位共にワイルドカードの選手が独占した事。ワイルドカードの選手はランキング対象外である為に、そのポイントはノーカウントとなるからだ。

「ファイナルの両選手がワイルドカード。仮に自分がケリー・スレーターなら笑って過ごせる余裕はあるでしょう。」とホブグッドは語った。「しかし、彼以外の全選手にとってはこれ以上無い大きなチャンスを逃したのが事実です。」

世界ベスト45のエリートサーファー達はASPメンズ世界ツアー第4戦のフィジーの次戦に来週向かいます。

Billabong Pro Tahiti イベント全体の詳細情報は下記サイトを参照してください:

http://www.aspworldtour.com/

http://www.billabongpro.com/

Billabong Pro Tahiti ファイナルの公式結果:

Final: Bruno Santos (BRA) 9.16 def. Manoa Drollet (PYF) 6.83

Billabong Pro Tahiti セミファイナルの公式結果:

Heat 1: Manoa Drollet (PYF) 18.33 def. Joel Parkinson (AUS) 10.27
Heat 2: Bruno Santos (BRA) 14.34 def. C.J. Hobgood (USA) 8.67

Billabong Pro Tahiti クォーターファイナルの公式結果:

Heat 1: Joel Parkinson (AUS) 16.33 def. Andy Irons (HAW) 6.14
Heat 2: Manoa Drollet (PYF) 17.84 def. Adrian Buchan (AUS) 9.83
Heat 3: Bruno Santos (BRA) 9.83 def. Adriano de Souza (BRA) 9.07
Heat 4: C.J. Hobgood (USA) 15.00 def. Bruce Irons (HAW) 10.16

Billabong Pro Tahiti ラウンド4の公式結果:

Heat 1: Andy Irons (HAW) 18.93 def. Luke Stedman (AUS) 13.26
Heat 2: Joel Parkinson (AUS) 18.50 def. Dane Reynolds (USA) 8.17
Heat 3: Adrian Buchan (AUS) 15.50 def. Dean Morrison (AUS) 14.50
Heat 4: Manoa Drollet (PYF) 15.00 def. Tom Whitaker (AUS) 5.33
Heat 5: Bruno Santos (BRA) 15.34 def. Tim Reyes (USA) 3.70
Heat 6: Adriano de Souza (BRA) 12.50 def. Kai Otton (AUS) 10.84
Heat 7: C.J. Hobgood (USA) 9.00 def. Chris Ward (USA) 2.10
Heat 8: Bruce Irons (USA) 15.16 def. Mikael Picon (FRA) 8.73

今日開催された、Billabong Pro Tahiti ラウンド3の公式結果:

Heat 15: Mikael Picon (FRA) 11.27 def. Bobby Martinez (USA) 6.93
Heat 16: Bruce Irons (HAW) 18.17 def. Taylor Knox (USA) 16.34


Billabong Pro Tahiti終了後のASPメンズ世界ツアーランキングベスト10:

1. Kelly Slater (USA) 2810 points
2. Joel Parkinson (AUS) 2340 points
3. Bede Durbidge (AUS) 2318 points
4. Andy Irons (HAW) 2196 points
5. Mick Fanning (AUS) 1989 points
6. Adriano de Souza (BRA) 1932 points
7. Taj Burrow (AUS) 1886 points
8. Adrian Buchan (AUS) 1874 points
9. Kai Otton (AUS) 1800 points
10. Dane Reynolds (USA) 1742 points

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