Mr. Price Proのファイナルでトラビス・ロギーを降し、優勝したのはクリス・デイビッドソン
南アフリカ、ダーバン
(2008年 7月 6日 日曜日)
オーストラリア出身のクリス・デイビッドソンがダーバン、ニューピアで今日、史上2人目のMr. Price Proチャンピオンを熱狂的な自国サポーターの前で、現在ASPメンズ世界ツアーランキング41位のトラビス・ロギー(ダーバン)の優勝を強く望むサポーター達の夢を壊し、優勝を果した。
オンショアのショボイ1から2フィート(0.5メートル)のコンディションにむしろ馴染んでいたオーストラリア出身のレギュラーフッター、デイビッドソンはパワフルなフロントサイドアタックをファイルで終始披露し、ロギーの12.90ポイントに対して16.10ポイントにトータルを伸ばして優勝した。デイビットソンは、この優勝の結果ASP WQSランキングを一気に7位にまでジャンプアップした。
「ファイナルに進出出来て、しかもローカルの雄を敗り本当に嬉しく思います。」とデイビッドソンが語った。「波がレギュラー中心で、しかもサイズが小さくグーフィースタンスのトラビスはバックハンドで辛い戦いとなり自分に有利なコンディションでした。過去に自分はこの土地でパーフェクト10を何度もスコアした経験がありますが、今日はどうも今1つサーフィンに冴えが無く、ファイナルでは好調になったので優勝出来て本当に嬉しいです。」
元ASPメンズ世界ツアーサーファーのデイビッドソンが最初に仕掛け、1本目の波で10点満点中、6.67ポイントに成功すると続いてパーフェクトに近い9.43ポイントに成功し、一気に勝負してライバルのロギーをコンボの状態に落とした。
残り時間5分のところでデイビッドソンは、早くも勝利を確信してサーフボードのボトムを上面にして波に乗りファンサービスをした。残り時間3分以上を残して会場は既にデイビッドソン優勝のムードに包まれた。
「あれは、あくまでもファンサービスでトラビスを侮辱した行為ではありません。」とデイビッドソンが語った。「彼は手強い本物の強豪選手である事は十分承知しているが、今回は絶対自分が優勝出来た確信がありました。」
オーストラリア出身のデイビッドソンは、2009年ASPメンズ世界ツアークォリファイに向けて今日2500ポイントを取得した。
地元の南アフリカ勢としてイベント最高位の成績を収めたロギーだったが、過去2000年ファイナル進出に続いて2回目の優勝のチャンスを逃して肩を落としていた。
「このイベントでは常に優勝を狙っていました。それは自分がここでサーフィンをして育ち、更に住んでいるのは、ここから僅かに5分の所ですから。」とロギーは語った。「ファイナルは辛かったです。ベスト2本の波をデイビッドソンに独占されました。自分は今日ファイナルで正しい波の選択に苦しみました。」
今日のファイナルデーに進出した地元南アフリカ出身者は僅かに3名の内、1人のロギーはラウンドオブ16で同じ南アフリカ出身のグレッグ・エムズリー(イーストロンドン)を降し、クォーターファイナルではASPメンズ世界ツアー19位のジョディ・スミス(ダーバン)を降して、更にセミファイナルでパトリック・グダスカス(アメリカ合衆国)を下してファイナルに進出した。
「3位よりはいいので2位入賞の成績を受け止めます。しかし、来年こそ優勝を目指して再びこのイベントにエントリーします。」とロギーは語った。
エリートツアーサーファーのロギーは2位入賞により今の段階でランキングには大きな影響を与えないが、グレッグ・エムズリーは9位入賞によりASP WQSランキングを19位にまでジャンプアップさせた。一方、昨日の土曜日に敗退して同率25位に終わったデビット・ウィアリ(ダーバン)はASP WQSランキングで2位に躍り出た。
Mr. Price Pro同率3位入賞者達は、パトリック・グダスカス(アメリカ合衆国)と2003年Mr. Price Proイベントチャンピオンのネコ・パダラッツ(ブラジル)で、それぞれがロギーとデイビッドソンにセミファイナルで敗れた。
ウィアリを差し押さえて、ASP WQSランキング首位の座に返り咲いたのは、グダスカスだった。一方、このイベント前までASP WQSランキング首位だったヒズノメ・ベッテロ(ブラジル)は3位に後退した。
「ダーバンでは、過去に良い成績に終わった経験が無いので、自分にとって3位は素晴らしい成績で満足しています。」とグダスカスは語った。「ランキングを再び首位に躍り出た事は嬉しいです。しかし、シーズンは長いのでこのまま良い成績を続けられるように、精一杯最大集中して頑張りたいと思います。」
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