C・J・ホブグッドがジョエル・パーキンソンを敗りBillabong Pro Mundakaイベントチャンピオンとなる
バスクカントリー、ムンダカ
(2008年10月 4日 土曜日)
元ASPメンズ世界チャンピオンのC・J・ホブグッド(アメリカ合衆国)がジョエル・パーキンソン(オーストラリア)をBillabong Pro Mundakaファイナルで敗り、4年ぶりのASPメンズ世界ツアーイベントチャンピオンとなった。今日のBillabong Pro Mundakaファイナルは、波のコンディションが3フィート(1メートル)前後のバレルウェーブの素晴らしいコンディションの中で開催された。
このカードは、2004年の日本で開催されたイベントのデジャブーとなった。その時のヒートの展開は終了数秒前にホブグッドがパーキンソンに大逆転の成功をしての勝利となった。
「自分が今のジョエルの立場だったら、僕を殴り殺したい気分でしょうね。」とホブグッドは語った。「今正直に言うと、状況がどうだったかをはっきりと把握していません。今年は苦戦が続きました。おそらく、必要以上に自分のサーフィン自体に苦しんでいたようです。しかし、人生とはそんなものです。年を重ねると次第に難問が出るものです。それが今の自分の気持ちに成っている要素だと推測します。」
ホブグッドは、ヒート開始の直後に限りなくパーフェクトに近い9.93ポイントに成功したものの、ヒート終了15秒までトータルでリードしていた、パーキンソンを追う展開となった。すると決定的なセットが近づきパーキンソンは、リード幅を更に決定的とすると為に最初の波にテイクオフした。その後テイクオフしたホブグッドは、小さめのバレルに成功して8.57ポイントに成功しての大逆転劇と成った。
「自分とジョエルが、共に最後の波に賭けていて、自分もかなり真剣に戦略を考えました。」とホブグッドは語った。「彼がテイクオフするか、自分がテイクオフ出来るか慎重に見定めました。その波の後にチャンスがあるか判りませんでした。しかし、浜からのサポーター達が叫ぶのが聞こえると、後ろを向くと、あの波が見えました。これが自分にとって最後のチャンスと成る事は承知していました。何も考えずに波も見ずに波の肩の方向に全力でパドリングしました。確実に波を撮る事だけ考えました。ジョエルのライディングを見て、それと天びんにかけました。確かに波は小さめでしたが、バレルを掴んだ手応えはあって、波を最後までフィニッシュし乗り継ぎました。すると勝利するチャンスがあるのかなと多少手応えを感じました。」
今日の優勝の結果を受けてホブグッドはASPメンズ世界ランキングを6位にまでジャンプアップさせた。パーキンソンは同3位にランキングを上げた。ホブグッドにとって今シーズンのファイナル進出は2度目となった。彼はフィジーでスレーターに敗れている。一方、パーキンソンにとって今年初のファイナル進出となった。
「素晴らしいファイナルを演じて非常に嬉しく思います。」とホブグッドは語った。「パーコは自分の波で凄いサーフィンをしていました。最後に自分にチャンスが現れただけです。お互いにとって素晴らしいファイナルだったと思います。ムンダカが最後の3日間に炸裂してくれて運が良かったように思います。」
安定感を一年通し、高いレベルで維持したパーキンソンだったが、今日2年ぶりのイベントチャンピオンは次戦に持ち越された。
「本当に悔しかったです。」とパーキンソンは語った。「C・Jが最も良い波を掴む事に成功していてその一方、自分が掴んだ波はくずのような波に乗っていました。小差のリードを持っていたが終盤勝利が逃げていったようでした。自分がライディングを終えて振り向くと、あの最後の波が入るのが見えました。」
多くのトップシードの選手同様、パーキンソンは今回のイベントを迎えるに当たって、高い確率でケリー・スレーターの9度目のASPメンズ世界チャンピオン決定に殆どの興味が集中する状況でイベントを迎えた。そんな状況の中、パーキンソンは自分でBillabong Pro Mundakaファイナルに進出するチャンスを勝ち取った。
「自分なりに結構わくわくしていました。」とパーキンソンは語った。「優勝したかったです。しばらく優勝から遠ざかっていたので余計に力が入りました。」
負けたのも関わらず、パーキンソンは敗退を冷静に受け止めていた。パーキンソンはイベントを通して凄いサーフィンをしていた、相手のホブグッドを褒め称えていた。
「彼は、勝利すべくして勝利しました。」とパーキンソンは語った。「今週は凄いサーフィンをしていました。時には誰もがそのイベントで絶好調に成ると言うより、全てがうまい展開に自然と進む時があるのです。彼がとった全ての選択が吉と出ましたね。簡単に言えば、彼のサーフィンは今週絶好調でした。」
ホブグッドにファイナルで、パーキンソンが敗れたのと似た展開でパーキンソンがセミファイナルでエイドリアン・バッカン(オーストラリア)に勝利した。
「十分にリードを持った展開の中で、結果的に敗退すると本当に落ち込みます。しかし、状況から判断するとジョエルにも十分、勝利するチャンスはありました。」とバッカンは語った。「自分は1本良いバレルを掴んだのだが、少しポジションが深すぎました。するとジョエルが更に良い波を掴み、その波の持つポテンシアルを全て引き出しました。ジョエルは素晴らしいサーファーです。そんな彼と対戦出来ただけでも嬉しく思います。それも良い波が入る展開だったので余計嬉しかったです。」
バッカンは、フランスで開催されたASPメンズ世界ツアーの1つ前のイベントで優勝したのに続いて今回は3位に成り、世界ランキングを遂に7位にまで上げた。彼のヨーロッパシリーズ前のランキングは14位だった。
「3位の成績には満足しています。」とバッカンは語った。「連続でファイナル進出を当然狙っていましたが、それは成らなかったがシリーズを通して良い成績で終える事が出来ました。上位を狙ったいただけに、トラッセルズで33位に終わり落ち込みました。しかし、気持ちを切り替えてヨーロッパシリーズで出直すと結果が良い方向に転じました。」
今日ファイナルまでの道のりでホブグッドは、ルーク・ステッドマン(オーストラリア)に勝利した。Billabong Pro Mundaka でセミファイナルに進出するまで2008年シーズンを通してステッドマンはラウンド4以降に進出していなかった。今回の3位入賞は生涯通しても彼にとって生涯同率のベストの成績である。
「今年一番の成績ですから満足です。」とステッドマンは語った。「現在C・Jは、絶好調な上に今回のコンディションはグーフィーフッターの選手の方が有利だったのは明らかでした。結果には満足です。今の自分の気持ちは嬉しさで一杯です。」
Billabong Pro Mundakaを終えて、ステッドマンは10位でランキングベスト10入りを果した。今シーズン最終、残り2戦のブラジルとハワイに向けて彼は現在の好調を維持したいところだ。
「自分の一年の目標は、ベスト10以内であり、その中でも可能な限り上位を目指しています。」とステッドマンは語った。「数戦を残して更にムンダカを終え、10位と狙い通りの位置につけました。」とステッドマンは語った。「次の2戦は当然、大きく楽しみにしています。」
イベントに関しての更に詳しい情報は下記サイトを参照願います:
http://www.aspworldtour.com/
http://www.billabongpro.com/
Billabong Pro Mundaka ファイナルの公式結果:
Final: C.J. Hobgood (USA) 18.50 def. Joel Parkinson (AUS) 15.83
Billabong Pro Mundakaセミファイナルの公式結果:
Heat 1: Joel Parkinson (AUS) 17.80 def. Adrian Buchan (AUS) 14.50
Heat 2: C.J. Hobgood (USA) 14.66 def. Luke Stedman (AUS) 6.70
Billabong Pro Mundakaクォーターファイナルの公式結果:
Heat 1: Joel Parkinson (AUS) 14.34 def. Adriano de Souza (BRA) 6.17
Heat 2: Adrian Buchan (AUS) 12.83 def. Tom Whitaker (AUS) 7.40
Heat 3: C.J. Hobgood (USA) 15.34 def. Taj Burrow (AUS) 8.10
Heat 4: Luke Stedman (AUS) 13.16 def. Bede Durbidge (AUS) 10.24
ASPメンズ世界ツアー第9戦、Billabong Pro Mundakaを終えての世界ランキングベスト10:
1. Kelly Slater (USA) 8042 points
2. Taj Burrow (AUS) 6324 points
3. Joel Parkinson (AUS) 6180 points
4. Bede Durbidge (AUS) 5990 points
5. Adriano de Souza (BRA) 5748 points
6. C.J. Hobgood (USA) 5760 points
7. Adrian Buchan (AUS) 5730 points
8. Mick Fanning (AUS) 5310 points
9. Bobby Martinez (USA) 5282 points
10. Luke Stedman (AUS) 4696 points
※ASP ジャパンの公式ホームページwww.aspjapantour.com は世界のプロサーフィンに関するニュースのほかに日本向けだけの新しいプロサーフィンニュースも日々更新しています!日本語の大会速報は www.surfmedia-tk.co.jp からもプロサーフィンを見る事が出来ます。