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いまだにトップ45の誰にも負けていないケリー
 

ファイナルデーは早朝からすばらしい波に恵まれ、クオーターから先は強いオンショアになり、サーファーにはかなり難しいコンディションになったものの、快晴のJベイはなかなか見ごたえのあるヒートが続いた。しかし、コンディションの悪化による番狂わせはなく、結果は順当。トップ8がきっちりクオーターに残る。ランキングどおりの展開になった。現在の上位陣は、どんな波でも乗りこなせるオールラウンダーだ、ということのいい証明になった試合だと思う。

先日運のペース配分の話を書いたけど、その不運がセミできたのがケリー。ケリーにとっては一番倒すのが難しいように見えたジョエル・パーキンソンとの対戦で、一番内容の悪いヒートになった。それまで9点台を面白いように毎ヒート出してきたケリーが、このヒートでは8点7点で、最後の1秒まで逆転を恐れなければならないシチュエーションになった。ヒートのハイスコアの9.17を持っているパーコに必要だったのはわずか5.83。リズム的には、というかペース的には完全にパーコペースだったが、パーコはパーコで2本目がどうしても決められず、セットのいい波は取るものの、ハイポイントになるビッグターンが入れられない。パーコの運のぺース配分もそのヒートが一番悪いヒートだった。で、ラッキーだったのはケリー。インサイドの波でも7点8点を出せるサーフィンが勝敗を分けた感じだった。

ま、同じ運のない、出来の悪いヒートがくるなら、負けても次のあるラウンド1か、相手も出来の悪いヒートがそこなら、悪い同士、振出しに戻って実力勝負って話だから。

しかし、この運の悪いヒートを抜け出してファイナルに進んでしまえば、もう気持ちもすっかり入れ替わって、帝王ケリーモード全開。結局今シーズン、トップ45はいまだに誰もケリーに勝てない、という状況が続いているわけです。

今回はハワイあたりから見かける新しい彼女連れのケリー。毎ヒート勝ち上がるごとにビーチでキスシーンってアツアツぶりは珍しいパターンかな、ケリーにしちゃ。ま、相手若いしな。

とにかく、これですでに今シーズンのタイトルはほぼ決まりといっても過言ではないように思う。この先ケリーがイチコケを繰り返すとはどうしても思えないし、他の誰かが残り6試合で4勝するようにも思えないし、ま、どこまでこの連勝を伸ばすのかってのが興味の的なのかな。ケリーはツアーで3試合連勝ってのはまだなかったと思うので、次のリップカールサーチプロにその記録がかかる。普通ね、世の中そううまくはいかないはずなんだけど、ここまでそれが続いてるわけだし……。