ASP PRIME 6.0 Lowers Proyの優勝はゲイブ・クリング、Oakley Pro Juniorはアンドリュー・ドヘニーが優勝する!
アメリカ合衆国、カリフォルニア、ローワー・トラッセルズ
(2010年 5月 8日 土曜日)
Association of Surfing Professionals (ASP) PRIME 6.0 Lowers Pro優勝したのは、アメリカ西海岸のポイントブレイクで名門サーフゲレンデ、ローワー・トラッセルズの2から4フィート(1メーター)のコンディションの中、開催されたファイナルで対戦したクリス・デビッドソン(オーストラリア)を上回る演技を披露した優勝したのがゲイブ・クリング(アメリカ合衆国)だった。今週1週間は世界最高峰のサーファー達が南からのウネリの恩恵を受け素晴らしいコンディションの中で続いた見事なイベントとなった。一方、ASP Grade-2 Oakley Pro Juniorの優勝は自身の生涯で最もビッグなタイトルを手にしたアンドリュー・ドヘニー(アメリカ合衆国)だった。
本年より採用されている新ASPワンワールドランキング制度の導入により、Association of Surfing Professionals (ASP) PRIME 6.0 Lowers ProはASPプライムステータスのイベントと言う理由から史上最強のサーファー達が今回のローワー・トラッセルズイベントにエントリーをした。ASPエリートツアーから30名以上のサーファーを含む世界最高峰のサーファーがここに集結した。一方で本年度よりシリーズ化となった権威の高いASP世界プロジュニアツアーへのクオリファイを目指す世界最高峰のプロジュニアサーファー達がOakley Pro Juniorにエントリーをした。
キングはイベント序盤戦、静かに勝機を常に追いかけお見事にピークをファイナルに持ち込んだ。ローワーズのグーフィー波に果敢に鋭いバックハンドアタックを披露したフロリダ出身の彼は、クオーターファイナルで現在エリートツアーランキング2位を走るジョディ・スミス(南アフリカ)を破ると、セミファイナルでは過去3度のASPメンズ世界チャンピオンの実績を持つアンディ・アイアンズ(ハワイ)をも破りファイナル進出すると今回絶好調だったデビッドソンに勝利しての優勝となった。
「楽勝のヒートは1つも存在しないので、常に気を緩めずに戦いました」とキングは語った。「マンオンマンバトルの後半戦まで1つも首位で勝ち上がったヒートはありませんでした。今回運が良くピークをファイナルで引き出す事に成功して運が良かっただけです。当然キャリアを通して最もビッグなタイトルを手に入れ本当に感動しています」
キングは今回の6.0 Lowers Proの優勝でASPワンランキングシステムを優位な位置に立ち、当然次期のASPエリートツアークオリファイに向けてすばらしい結果となった。
「今回エリートツアー全選手45名中、35名が出場したイベントで優勝が出来て更に自信が沸きます」とキングは語った。「自分にとって生涯最もビッグなタイトルを獲得したのとこれが本当に意味の大きな優勝となりました。ローワーズで世界最高峰の選手達と戦っての優勝が持つ意味は計り知れないです」
今回のイベントはASPプライムステータスのイベントで、優勝したキングにとってその意味が非常に大きかった。2009年シーズン序盤戦での膝の大怪我からのカムバック戦となった今回のイベントでの優勝である。キングはこの膝の大怪我により2009年エリートツアー全10戦中、実際出場したイベントの数が2戦で8戦を欠場した経緯がある。
「昨年の怪我が奮起剤になり今日の勝利に結び付きました」とキングは語った。「昨年は8ヶ月もサーフィンがする事が出来なく殆どビーチで他の選手のコーチ役等に回る羽目に遇った。昨年は非常に悔しい思いばかりしました。怪我から学び優勝出来て更に優勝が嬉しいです」
超ハイスピードサーフィンと鋭い技にフィンフリー系の技を披露して6.0 Lowers Proを通してイベントハイスコアをどんどん記録していったデビッドソンはキングとのファイナル意外全てのヒートを首位で勝ち上がった。そんな絶好調のデビッドソンだったが、ファイナルでは良いリズムを掴めずに悔しい準優勝でイベントを終えた。
「イベント通して自分のパフォーマンスに満足していますが、ファイナルでの自分の戦略は失敗に終わりました」とデビッドソンは語った。「キングに譲った格好の1本のグーフィーの波に譲るべきでは無かった。自分が直前のレギュラーにテイクオフしたのが失敗で、その裏の極上の波にキングが乗ったのが敗因です。少しリズムがファイナルで崩れ利口な戦略でファイナルを戦う事が出来なかったが、優勝したキングは優勝に相応しいサーフィンをしていました。彼がテイクオフした全ての波で凄いサーフィンをしていました。ファイナルでは簡単な戦いには成らない事は十分覚悟していましたが。最終的にはファイナルに進出が出来て成績には満足しています」
2010年ASPエリートツアー序盤戦好成績を収めているデビッドソンは今回の6.0 Lowers Proファイナル進出によって更に今年のエリートツアーで弾みが付くとポジティブに考えている。
「今回、実際に好調が続いています」とデビッドソンは語った。「エリートツアーで2戦9位入賞を果たして今回のアメリカにやって来ました。出場したサーファー達のレベルが非常に高かったですね。そんな中でファイナルに進出が出来て嬉しく思います。自分としてはポジティブに考え更に弾みに乗りたいと思います」
過去3度のASPメンズ世界チャンピオンの実績を持つアンディ・アイアンズ(ハワイ)は今回のイベントを通して凄いサーフィンを披露したがキングとのセミファイナルの序盤で愛用のサーフボードを折るとそこから巻き返しが出来なかった。アイアンズは今回のイベントを同率3位入賞で終えた。
「素晴らしいヒートになる事は分かっていました」とアイアンズは語った。「ゲイブ・キングはイベントを通して好調でした。彼はクオーターでジョディ・スミスを敗っているので、自分も強敵に成ると覚悟していました。今回はサーフボードを折ると運も一緒に衝いたようだった。好調だっただけに気持ちのダメージが大きくあれから巻き返す事が出来ませんでした」
一年間の特別休止期間を経て今年ASPメンズ世界ツアーにフル参戦するアイアンズは今回の好調さが戻り再びASPメンズ世界チャンピオンレースに名乗り上げる為に弾みに乗りたい。
「約2年に3ヒート以上勝利した事が無いので今回セミファイナルに進出が出来て自分は成績に満足しています」とアイアンズは語った。「ファイナルに進出を逃しましたが、今回は自信を持ってJ-Bayに行けそうです」
Oakley Pro Juniorファイナルで豪華なファイナリスト達の現在ASP北米プロジュニアシリーズランキング首位のナット・ヤング(アメリカ合衆国)、ディラン・グッデール(ハワイ)、そしてタイラー・ニュートン(ハワイ)達と対戦したアンドリュー・ドヘニー(アメリカ合衆国)が自身生涯ASPプロジュニアシリーズ初優勝に輝いた。ドヘニーは今回のイベントで現ASPエリートツアーサーファーのジャドソン・アンドレ(ブラジル)や現在ディフェンディングASP世界プロジュニアチャンピオンのマキシ・フスノ(リユニオン島)達の強敵に勝利してファイナルではヒートハイスコアを17.10のハイスコアに伸ばしての見事な優勝となった。
「全く信じられないと同時に気持ちを言葉で表現出来ません」とドヘニーは語った。「まるで夢のようです。インターナショナルサーファー達を含む自分としては最強の戦いが続きました。自分の優勝のみならず今回は憧れのアンディ・アイアンズ等のトップスター達の凄い演技を観ることが出来て全て最高です」
今回優勝してドヘニーはASP北米プロジュニアシリーズランキングを2位に付けて目指す今年のASP世界プロジュニアツアーへのクオリファイが見えてきた。
「今年、最後までこの弾みに乗れるように願います」とドヘニーは語った。「ASP世界プロジュニアツアークオリファイを強く意識しているので当然今回の優勝の持つ意味は大きいです。今後も最大限に頑張りたいと思い更に精進して行きたいと思います」
ASP PRIME 6.0 Lowers Pro そして ASP Grade-2 Oakley Pro Juniorからのハイライト等は下記公式サイトよりお楽しみ下さい:
http://www.nike6lowerspro.com/
ASP PRIME 6.0 Lowers Pro 及びASP Grade-2 Oakley Pro Juniorはイベントを通して下記公式サイトでライブ中継されました:
http://www.nike6lowerspro.com/
ASPイベントについての更に詳しい情報は下記サイトを参照願います:
http://www.aspworldtour.com/
http://www.aspnorthamerica.org/
6.0 Lowers Pro ファイナル公式結果:
1 - Gabe Kling (USA) 16.50
2 - Chris Davidson (AUS) 11.77
6.0 Lowers Pro セミファイナル公式結果:
SF 1: Chris Davidson (AUS) 14.93 def. Adriano de Souza (BRA) 14.53
SF 2: Gabe Kling (USA) 12.86 def. Andy Irons (HAW) 12.64
6.0 Lowers Pro クオーターファイナル公式結果:
QF 1: Adriano de Souza (BRA) 16.27 def. Heitor Alves (BRA) 8.44
QF 2: Chris Davidson (USA) 14.93 def. Adrian Buchan (AUS) 13.40
QF 3: Andy Irons (HAW) 18.57 def. C.J. Hobgood (USA) 11.93
QF 4: Gabe Kling (USA) 16.50 def. Jordy Smith (ZAF) 15.77
6.0 Lowers Pro ラウンドオブ16公式結果:
Heat 1: Adriano de Souza (BRA) 13.77 def. Alejo Muniz (BRA) 13.33
Heat 2: Heitor Alves (BRA) 14.43 def. Nic Muscroft (AUS) 12.00
Heat 3: Chris Davidson (AUS) 13.06 def. Sebastian Zietz (HAW) 7.50
Heat 4: Adrian Buchan (AUS) 13.90 def. Jadson Andre (BRA) 12.17
Heat 5: Andy Irons (HAW) 13.33 def. Owen Wright (AUS) 12.60
Heat 6: C.J. Hobgood (USA) 13.94 def. John John Florence (HAW) 8.40
Heat 7: Gabe Kling (USA) 12.90 def. Cory Lopez (USA) 10.60
Heat 8: Jordy Smith (ZAF) 12.67 def. Josh Kerr (AUS) 12.10
Oakley Pro Junior ファイナル公式結果:
1 - Andrew Doheny (USA) 17.10
2 - Nat Young (USA) 15.40
3 - Dylan Goodale (HAW) 14.17
4 - Tyler Newton (HAW) 13.60
Oakley Pro Junior セミファイナル公式結果:
SF 1: Nat Young (USA) 17.33, Tyler Newton (HAW) 12.33, Evan Thompson (USA) 10.44, Conner Coffin (USA) 10.34
SF 2: Dylan Goodale (HAW) 16.46, Andrew Doheny (USA) 14.84, Evan Geiselman (USA) 14.83, Kiron Jabour (HAW) 8.53
※ASP ジャパンの公式ホームページwww.aspjapantour.com は世界のプロサーフィンに関するニュースのほかに日本向けだけの新しいプロサーフィンニュースも日々更新しています!日本語の大会速報は www.surfmedia-tk.co.jp からもプロサーフィンを見る事が出来ます。